サンタは赤い
帽子の存在よりも我が存在
1800年代の終わり頃まで、赤い服のサンタさんは定着していなかったみたい。。。
紫や青、白など、色々な衣装を着たサンタクロースがいたそうなんですが、、、ちょっと今では想像できないので不思議。
赤い衣装のサンタさんのイメージが定着したのは?
サンタクロースの赤い色については、カトリック教会の祭服は赤い色とされているところが元々の由来と言われているみたいです。
聖人の為の祝日には、赤い司祭服を着用する事になっているとのこと。信者の幸せのため、自らの体や命を惜しまない。司教として流す血の色を示す覚悟の色と言われているらしいんです。
16世紀スペインでは、教会のメンバーは赤い服を着て、赤地に白の十字架を旗を掲げて家を回り施し・プレゼントをしたと言われています。
赤が選ばれたのは、当時のスペイン王室の旗が赤地に黄色の紋章の物だったため、赤は『正義の色』として認知されるようになったと言われています。
また、1860年代のアメリカの画家、トーマス・ナストは当時イラストレーターとして活躍していました。彼の描くサンタは、どれも必ず赤みがかった毛皮で全身を包んでいたんです。
やがて、ナストのサンタクロースはたくさんの雑誌に掲載された後、画集として出版され有名になりました。
こうしたことから、赤い衣装のサンタさんのイメージが定着していったと言われています。
実はコカ・コーラが関係していた!
この後、サンタさんを使ったコカコーラの宣伝が、世界中に赤いサンタクロースのイメージをより定着させたと言われています。
ちなみに、何故、コカコーラがサンタクロースを使ったのか知っていますか?
1920年代後半、コカコーラはどうしても開拓したい市場がありました。子供達、そして女性です。
ただ、コカ・コーラは体に良くない、危険な飲み物という、悪いイメージが定着していたんですね。
このイメージ払拭の為に起用されたのが、何とサンタクロースだったのです。
いやぁ知ればびっくり!!
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