美しく朽ち果てる
最近寝るのが遅い、、、
健太です。
建築と通ずるものがある〜
と、美容師をしていたら聞いたことがあるはずのフレーズ。
フォルム(形)
質感
バランス
デザインetc...
削り、造っていくところや、
色んなものを組み合わせ
カタチにしてゆくところなどが、
建築のソレと似ている。
確かに世界遺産などは
なんともいえないバランスでできており、
ヘアスタイルにおいても
そういった黄金比みたいなのは
生涯追求すべきところだろうと思う。
ただ最近
もう1つ
大きな類似点を見つけた。
そのキッカケとなったのは
キューバの首都、ハバナの
旧市街にあった。
そこには スペイン植民地時代からの、
コロニアル調の建物が
迷路の様に建っている。
その建物本来の美しさもさることながら、
なにが凄いかと言うと
その朽ち果て方が
美しい。
(ヘアスタイルも同じではないか?)
その時つくるスタイルもそうだけど
そこから時間を経て、
どのようにして
朽ち果てていくか。
隙なく完璧なスタイルをつくったとしても
それは美しく朽ち果てるとは限らない。
規則正しくシンメトリーなビルほど
古びてきた時に虚しさを感じるものはない。
じゃあそういったものを作るにはどうしたらいいのか
何よりも大事かなと思うのは
まず肩の力を抜くことだろう
そんなこと!?
って思うかもしれないが
真剣に取り組む人ほど
難しい事だとゆうのは、
やってみればわかる。
知識や経験に凝り固まりすぎていては
同じものしか作れない。
パターン化されたものは
万人ウケはするが
限られた人にしかハマらない。
そして
美容師においては
その人を知る
とゆう作業が必要不可欠だ。
まぁ美容師みんなそうだろうけど
お客様を一回で理解しきるのは難しい
回数を重ね、触れて、話し、
その人との空気を全力で感じる
そうすることによって
そこにあるべき形
その人がすべき髪型
が見えてくるんではないか。
無理のないモノは
時が経とうとも
ナチュラルだ。
それがいわゆる
〜美しく朽ち果てていく〜
とゆうことではないだろうか
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