親父のメンツと親心。
世間がそろそろ、本格的に仕事モードに戻ってきている雰囲気。。。
兄です!
先日、かねてより闘病生活を送っていた親戚の叔父さんが亡くなり、
親父と2人で通夜に参列させてもらった時に感じた事があって、
少し不謹慎かなとは思ったのですが
書くことにします。
朝、
職場にもう着いていた頃、
親父よりメールが入る
「叔父さんが亡くなったので、もしかしたら通夜だけでも出てもらうかもしれない」
僕も返信する
「てことは予約は夕方以降ストップした方がいいの?」
親父
「まだわからないので、また連絡する」
正直困った、、、
予約は入る可能性が高かったので
止めるべきか、取るべきか。
仕事があるならしょうがないとゆうことになるだろう、
なにせ今日の今日だし…
昔なら構わず予約を受けつけたと思う
でも今回は、予約を止める、参列する事にした。
とゆうのも
その叔父さんを取り巻く身内を思い浮かべた時、
僕のイトコにあたる人達は全員来るだろう。
それにウチの母は足が悪く、体調も不安定なので、行けるかどうかも危うい事が推測できた。
そうなった時、
京都が地元の我が家系で、大阪から来るのは親父1人だけになってしまう。
ただでさえウチの親父は、
次男に家業を任せて大阪に出てきている身、
たった1人で参列するのは肩身が狭すぎるだろ!!
せめて長男である僕だけでも一緒に行ければ
メンツが保たれるだろうと思った。
その後、仕事の合間を縫って親父とやりとりをし、
行く意思を伝えると
何度も何度も
「ありがとう」「本当に助かる」
と言ってきた。
ありがとうとゆう事でもないし、むしろ行くのが普通なのに、、、
夕方、仕事を切り上げ京都に向かう
最寄りの駅まで親父が迎えに来てくれた。
会うとまたもや
「ありがとう」「助かったよ」と、
式場に着き、最後のお別れ、焼香とすませ、集まった親族に混じって寿司を食べる、
少しの時間ではあったが
最初から最後まで親父は、
色んな親戚に、
「ウチの長男です」と紹介してくれた。
その時の親父が
本当に不謹慎ではあるが、
なんとも嬉しそうで、誇らしさに溢れていた
どうしようもない考えだったあの頃の自分なら
(必死にアピールして、メンツ保つのに必死だなぁ)とか思ってたと思う。
確かにメンツが保たれて安堵している気持ちもあったとは思うけど、
それ以上に
心底僕の事を大事に思い、《自慢の息子》だと思ってくれている事が実感できた
と同時に
そんな自慢してもらうような事をして来てるわけでもなく、
「立派な息子さんだな」と親戚に思ってもらえるような、気の利いた事も言えず、
悔しさと恥ずかしさを抱いたまま帰路に着いた。
〜人生は自分のモノだ〜
何処まで自分以外の誰かの為に生きれるかと問われれば
正直微々たるものだろう。
自由人気質で、独りを好むタイプの自分は特に、その考えが強いかもしれない
それはこれからも変わらないと思う。
でもせめて、父と母とゆう2人の人間の為ぐらいは、
自分の人生を
もう少し捧げなければと感じさせられた夜。
最後になってしまいましたが
亡くなった叔父さんへ
「子供の頃は、スピード狂でセッカチなおっちゃんに少しビビってはいましたが、周りにはいないタイプの、【ヤンチャな大人】って感じでかっこ良くも思っていました。僕も頑張ってカッコイイ大人になります。お疲れ様でした」
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