カットが起こした魔法(笑)

着物が似合ってしまう男、

Mckey(マッキー)です!





大阪に帰ってきて

一人暮らしをするようになってから

月に1回は実家に顔を出すようにしてます。





帰った時、オカンの髪を切ってあげたりもするんです。





そんなオカンの

ちょっとオモシロく

母の優しさがにじみ出ている話を1つ。








ーーーーーー確か五年ぐらい前




その時まだ関東に居たので、1年に一回ぐらい帰るか帰らないかの時

たまにしか帰らないもんだから

オカンが嬉しそうに色々お喋りしてくれるんだけど

その中で絶対って言っていいほど

弟の話になった、




当時は弟もまだアシスタントで

とりあえずお金が無かった




まぁ元々どんぶり勘定なとこが悪いんだけども


度々親からお金を借りる事があったらしい。




最初は困ってるならと、貸してはいたのだが、

あまりにもそれが続き、

もはや返す目処も立たなくなってきて

もう貸すのをやめたらしい。




そうなると、

ウチの親父は優しい人だけど、すごくキッチリした人だから

もう貸してはくれない事は明確。




そんな折、


弟がオカンに
おもむろに




「髪の毛切りましょうか?」

と言ってきたらしい




いつもは「切って」とお願いしても

忙しいとかタイミングが合わなかったりで中々切ってくれなかったらしい



この流れでそう来るとどうゆうことか

大体わかる。





オカン自身も、

あの子は何かお願いがある時は、家の手伝いを自らかってでる

と言っていたのでわかっていたはず。





そのまま話しを聞き続けた


「丁度切りたかったから!」

「凄くサッパリして良い感じ!」

「上手!!」



やはり何とゆっても息子にカットしてもらうのが凄く嬉しいんだろう



初めて美容室でカットして、

嬉しそうにハニカム少女のような表情で話してくれた。





問題はここから!

僕が、

「でどうせ親父が貸してくれないから、

オカンにこっそりお金借してほしいってことでしょ?」

オカン

「そうそう!」


「もちろん貸してないよな?」

オカン

「貸した!」
(凄く満面の笑みで)




ぬぉぉぉおおおぉぉおーーーーーー


オカーーーーーーーーーーーーン!!


何やってんねん!





あれだけ言ってたのに、、、、




その時は呆れ返ったが、

オカンもそんなことを重々わかってた上で切ってもらい

わかっていたけど

それでも



息子に切ってもらう

嬉しさと、

息子が困ってるならとゆう

優しさが、


オカンを、そうさせたのだろう。




正に、

カットが起こした

魔法のような出来事だった。笑


かりゆし58の「アンマー」

僕の好きな歌。

コメント

人気の投稿